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文字列
Perl内で文字列の表記方法は、シングルクォート文字列リテラルとダブルクォート文字列リテラルがある。

シングルクォート文字列リテラル
シングルクォート文字列リテラルは、文字列をシングルクォートで囲んだもの。シングルクォート文字列リテラルでは、特殊な意味をもつ改行・タブ等は展開されない。すなわちバックスラッシュ自体が、そのままバックスラッシュを表示する。展開されてしまうからである。
特殊文字と判断されるためには、バックスラッシュの前にバックスラッシュをつける。

シングルクォート文字列リテラルの例
'abcdef'          #abcdef
'Don\'t!'         #Don't
'this is a pen\n' #\nが改行とは認識されずに、\nと表示される
'\'\\'            #シングルクォーテーションとバックスラッシュの表示


ダブルクォート文字列リテラル
文字列をダブルクォートで囲むと、エスケープ文字は展開される。
また、ダブルクォート文字列では、変数の展開が行われる。

ダブルクォート文字列リテラルの例
"this is a pen\n"   #\nを改行に展開
"\"Hello World!\""  #"Hello World!"と表示


エスケープ文字

文字 意味
\n 改行
\r 復帰
\t タブ
\f 改ページ
\b バックスペース
\a ベル
\e エスケープ
\007 8進数でASCIIコードの指定
\x7f 16進数でASCIIコードの指定
\cD コントロール文字(この場合は、コントロールD)
\\ バックスラッシュ
\" ダブルクォート
\l 次の1文字を小文字にする
\L これ以降、\Eまでを小文字にする
\u 次の1文字を大文字にする
\U これ以降、\Eまでを大文字にする
\Q これ以降、\Eまでの全ての非単語構成文字の前にバックスラッシュを挿入する
\E \L,\U,\Qの終わりの効果を終了させる

文字列連結演算子
文字列値は、演算子(.)を使って文字列を連結する事ができる。

.演算子の例
"hello" . "world!"
"hello" . " " . "world!"


文字列繰り返し演算子
「x」演算子は文字列を指定回数分繰り返す。
(書式) "文字列" x 繰り返す数

x演算子の例
"hello" x 3    #hellohellohello
"5" x 4        #5555
5 x 4          #5555(x演算子は文字列を期待するので、xの前の5は文字列をperlは期待する)
4.8 x 3        #4.8は4となり、444となる






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